コラム
ColumnLEDビジョンと液晶ディスプレイ(モニター)の違い
2023.10
デジタルサイネージを導入する際に検討すべき表示機の中でも主要のLEDビジョンと液晶ディスプレイ。
シチュエーションに応じた最適な表示機を選定できるよう、LEDビジョンと液晶ディスプレイの違いをいくつか紹介させていただきます。
【目次】
その1 発光原理
〈LEDビジョン〉
LEDビジョンと液晶ディスプレイの1つ目の違いは発光原理です。LEDビジョンはピクセル(LED素子)自体が発光をすることで色の表示を可能にします。
ピクセルが光の三原色のLED素子で構成され、各素子の発光出力によって色の表現を行います。
LEDについて詳しい記事はこちらをご覧ください↓
〈液晶ディスプレイ〉
一方で、液晶ディスプレイはピクセル自体が発光しているわけではなく、バックライトから無色の光を当て、三原色のカラーフィルターを通して色の表示をしております。
電流を流すことにより液晶層の遮光構成を変えて色の表現をしております。
少々仕組みが難しいですが、フィルムと光の源が分かれているという考え方でスポットライトの仕組みに似ております。
その2 輝度(明るさ)
LEDビジョンと液晶ディスプレイの2つ目の違いは輝度(明るさ)です。輝度について詳しく知りたい方は
「デジタルサイネージの輝度について」をご覧ください。
〈輝度目安〉
LEDビジョンの輝度:600~8,500cd
液晶ディスプレイの輝度:350cd~2,500cd
※製品や屋内/屋外使用によって輝度の幅はございます
最大輝度はLEDビジョンの方が圧倒的に高くなっております。屋外にデジタルサイネージを設置する際には太陽光に負けて画面が見えなくなってしまうことを避けるため、最低でも1,200cdは必要であると言われております。
さらに日差しが直接差し込むような場所では2000cdほど必要になってまいります。そのため、ビルの屋上・壁面などに設置をされているデジタルサイネージのほとんどはLEDビジョンが使用されています。
その3 視認距離
<LEDビジョン>
一般的にLEDビジョンの素子の距離であるピクセルピッチが1.9mm~20mmほど、液晶ディスプレイの素子の距離が0.3mmほどとなります。
LEDビジョンにおいてはピクセルピッチを1.1倍した数字が適正な視認距離と言われております。
視認距離=近い 視認距離=遠い
LEDビジョンは、設置される場所に対して適正な視認距離を想定し、解像度、比率、放映コンテンツを考慮していきます。
<液晶ディスプレイ>
一方で、近くで見る際には数値のとおり液晶ディスプレイが圧倒的に綺麗に見えます。
みなさんが普段目にする、駅構内や店舗、施設入口などに設置された比較的視認距離が近いジタルサイネージは液晶ディスプレイが設置されております。
その4 湾曲設置
LEDビジョンではフレックスタイプを使用することでR形状などの湾曲した壁面にも設置することが可能です。
大画面でも壁面にフィットし、空間演出にも活用いただけます。
まとめ
今回はLEDビジョンの特徴から、液晶ディスプレイとの違いをご紹介いたしました。
遠くから見る場合や屋外使用では明るさ、近くから見る場合は高精細さが必要となっており、設置場所や導入目的も含めてLEDビジョン、液晶ディスプレイのどちらが適しているかを判断する必要があります。
クラウドポイントでは、各々のメリット・デメリットを考えながら導入の目的に合わせて機器の提案をさせていただいております。
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