- CASE
- 2024.10
クラウドポイントのLEDビジョンオリジナルブランド『LED WORLD』
LED WORLD(エルイーディーワールド)は、株式会社クラウドポイントが販売を行うフルカラーLEDビジョンのオリジナルブランドです。
通常の屋外・屋内仕様は勿論のこと、透過型やマグネット式等の特殊な仕様もご用意しており、導入用途に対して効果が発揮できるご提案をしています。
当社では全国でLEDビジョンの納入数が1020面以上、デジタルサイネージ全般では58,000面以上の実績があります。
そこで培ったノウハウを駆使して、放映する動画作成から、適切な機器の選定と設置工事、保守運用までをワンストップにてご提供しています。
フルHDの高精細な映像表現が可能です。
液晶ディスプレイでは不可能であった大画面をベゼルレスでの運用を可能にしております。
サイズの異なる豊富なラインアップで様々なシチュエーションに対応します。
LEDの素子やモジュールに不具合があった場合モジュール単位で交換が可能で、専用の機具を用いて素早く脱着が可能です。
大型のLEDを搭載した表示機を一般的に「LEDビジョン」と呼びます。
LEDとは、電気を流すと発光する半導体の一種「Light Emitting Diode」の略です。
一般家庭にもすでに定着しつつある「LED照明」は身近な存在です。
その「LED照明」は、白色に発光するダイオード※で作られているのに対し、「LEDビジョン」は、光の三原色(赤・緑・青)に発光するダイオードを組み合わせることによって作られています。そしてフルカラーの映像表示を実現しています。
※白色に発光するダイオード…………電球の場合は、青色LEDにより、黄色蛍光体を光らせて白色光を生成するものが主流です
2014年に日本人研究者3名が受賞したノーベル物理学賞の研究成果が「青色LED(発光ダイオード)の発明と実用化」でした。
比較的早い段階で開発されていた赤色LED、緑色のLEDに続き、実現に時間がかかっていた純粋な「青色LED」を開発・実用化したことで、光の三原色(赤・緑・青)に発光するダイオードがそろい、LED(発光ダイオード)によるフルカラーディスプレイが誕生しました。
デジタルサイネージ業界に大きな変化をもたらしたLEDによるフルカラーディスプレイの実現。
LEDビジョンは、多くの面で他のディスプレイより優位性を持ちます。
そして現在、大型ディスプレイの様々な分野で採用されています。
従来のディスプレイと比較し、強み・弱みをまとめました。
他のディスプレイと比べて圧倒的に明るく鮮明に映ります。それは、自発光素子で構成されているためです。
液晶ディスプレイは最大でも2,000cd/㎡程度までですが、LEDビジョンなら平均でも5,000cd/㎡と、3,000cd/㎡の差をつけて、非常に鮮明で明るい映像を放映することを可能にしています。
太陽の日が強い、日中屋外の条件下でもインパクトある映像を表現し、コンサートやイベント・野外の様々なパフォーマンスで、迫力ある演出を創出します。
※明るさの単位…………単位はcd/㎡(カンデラ毎平方メートル)。
画面がどれくらい明るいのかを数値化したものです。
画面が明るいほど数字が大きく、一般のテレビは300~400cd/㎡程となります。
皆さんご存知の通り、LED照明のメリットとして広く認知されている「省エネルギー」は、LEDビジョンにも同じく当てはまります。
小さなパネルの組み合わせで構成されるので、液晶モニターのような決まったサイズや形での映像放映だけでなく、カーブ状・らせん状・球体など、様々なレイアウトに対応可能です。あらゆる形状での映像表現ができます。
LEDビジョンは屋外に対応し、防水性、防塵性に優れた製品も多く、あらゆる環境条件に適応します。
小さなパネルの組み合わせで構成されているため、部分的に交換が可能。メンテナンス費用も削減できます。
一般家庭で使用される電球とLED電球の価格を比較してみてもわかるように、他のディスプレイに比べて高額といえます。
しかしながら、長期間使用を想定している場合は、初期費用+ランニングコストのトータルコストを考えると安くなる場合があります。是非、電気代計算シミュレーションをすることをお勧めします。
日本の一般的な気候であれば、屋外型ディスプレイには表面に“ひさし”が付いているため、さほど気にすることはありません。
しかし、熱がこもる特殊な環境下など、表面温度が50℃以上に達する場合は注意が必要ということは覚えておいてください。
デジタル形式のあらゆる画像は、小さな点の集まりで構成されていますが、同じくLEDビジョンもまた、フルカラーを表現するため、赤・緑・青の3色のLED素子を使用しています。その3色のLED素子ひとかたまりの最小単位を「1ピクセル」と呼んでいます。
この「ピクセル(LED素子)」の集まりが、タイル状の小さなパネル(ユニット)を構成しており、パネルを組み合わせることで大きな画面を構成しています。
その小さなパネル(ユニット)の組み合わせ方次第で、サイズ・デザインは様々表現可能となります。
構成するLED素子同士の距離を「ピクセルピッチ」といい、LED素子が5ミリ離れていれば5ミリピッチ、10ミリ離れていれば10ミリピッチと表現します。
LED素子同士の距離が近いほど、ひとつの面積のなかで使用するピクセル数(LED素子の数)が多くなるため、映像の密度が高くなり高解像度(高画質)となります。
よって、一般的に、大型LEDビジョンにおける画質の良し悪しは、LED素子同士の距離つまりは「ピクセルピッチの大小」で表現されます。
高解像度を実現するには、ピクセルピッチ(LED素子同士の距離)は狭くなり、ピクセル数(LED素子の数)は多くなります。よって、高額になってしまうケースがあります。
ピッチ数が大きくても(LED素子同士の距離が広くても)、ディスプレイのサイズが広面積であれば、そのぶんピクセル数(LED素子の数)が増えるので、高画質表現が可能になります。
つまり、視認距離が短い場合は、ピッチの細かいものを選ぶ必要があります。しかし、視認距離が長い場合は、ピッチの粗いものでも鮮明に見せる事が可能ということになります。
視認距離とは、「映像を見せたい相手から画面までの<距離>」のことです。
視認距離は画質、ピッチに関係します。
ピッチが大きい場合、もちろん至近距離では目が粗く画像も粗く見えます。しかし、離れた距離から見ると粗さが目立たなくなり画像も鮮明に見えます。
つまり、視認距離が短い場合は、ピッチの細かいものを選ぶ必要があります。しかし、視認距離が長い場合は、ピッチの粗いものでも鮮明に見せる事が可能ということになります。
LEDビジョンは単なる表示機ですので、何らかの映像配信システムとセットでなければデジタルサイネージとして機能できません。クラウドポイントでは簡易なシステムからネットワークを利用した遠隔配信システムまで、お客様の運用環境・用途に適した映像配信システムをご提案いたします。
当社オリジナルのデジタルサイネージ向け映像配信システム「CloudExa(クラウドエクサ)」は、クラウドサービスにて映像配信環境をご提供しますので、 インターネット経由でのコンテンツ配信が手軽に行えます。
クラウドポイントには、全ての工程においての高いスキル・専門性とノウハウがございますので、全工程を一元管理できます。したがって、大型LEDビジョンの設置運用も可能となります。
LEDビジョンは高額商品であるとともに、非常に複雑な構造で設置・運用を行いますので、何かご心配な点、疑問点等々ございましたら是非ご連絡ください。
LED WORLD(エルイーディーワールド)に関するよくある質問をまとめました。