- CASE
- 2019.04
コラム
Column2016.09
デジタルサイネージディスプレイを選定する際の基準の一つには「輝度」があります。
当然ですが、屋外用と屋内用では基準が異なります。
輝度とは光源の明るさを表す言葉で、一般的に明るさの単位は、cd/㎡(カンデラ)、lux(ルクス)、 nit(ニット)など複数存在しますが、ここではcd/㎡(カンデラ)を基準に説明したいと思います。
強い日差しが照り付ける屋外で携帯の画面があまり見えなくなった経験はございませんか。
デジタルサイネージも同様に、屋外では一定水準の明るさがないと視認性が悪くなる場合があります。
一般的にデジタルサイネージを屋内に設置する際は、350~1000cd/㎡の輝度で表示できるディスプレイを使用します。
一方で屋外に設置したり、ガラス越しに屋外に見せる際は、最低1200cd/㎡以上のものでないと、太陽光に負けて、見え難くなってしまいます。
クラウドポイントでは、設置環境を考慮したうえで、1200~2500cd/㎡の範囲でご提案していることが多いです。
ちなみに一般的な家庭用テレビの輝度が概ね350~500 cd/㎡程度ですので、1000cd/㎡以上のデジタルサイネージを、一般家庭と同じくらいの明るさの空間に設置してしまうと、見ているだけで目がチカチカしてしまい、かえって視聴し難くなってしまいますので要注意です。
こちらは、2500cd/㎡の屋外用デジタルサイネージをカラオケ店の店頭に設置した事例です。
いかがでしょう?
真昼の屋外でも、写真の通りはっきりと綺麗に見えていますね。
2500cd/㎡ということは、家庭用テレビのなんと・・5倍の輝度!!
もっと詳しい事例はこちらから!
400cd/㎡のデジタルサイネージを商業施設内に設置した事例となります。
屋内環境では十分な明るさですね。
ちなみにこちらのDelta Faceはプレイヤーが内蔵されていて、キャスター付きなので
使い勝手も機動性も抜群な製品です。
屋内用のデジタルサイネージをお考えの方にはおすすめの製品です!
もっと詳しい事例紹介はこちらから
LEDビジョンタイプのVEGAS FLEXは、曲げ施工可能なラバー素材の製品で、リング形状の筐体(※)にも無理なく設置することができます!
※筐体とは機器などを入れる箱のこと
屋内用ですが、LED発光により2000cd/㎡という高輝度スペックなっていますので、写真の様に天井が高い、広がりのある空間でも鮮やかに映像を映し出せます。その大きな円形の形状とあいまって、通行人の目線を奪うこと間違いなしです。
もっと詳しい事例はこちらから!
設置ロケーションごとに、最適な輝度の機種が選定できるVEGAS VISIONという製品もあります。
もっと詳しい事例はこちらから!
屋外用・屋内用に分けて説明しましたが、どんな輝度のデジタルサイネージを選定するかは、設置ロケーションの環境や使用用途で判断します!
屋内では十分な明るさの製品でも、太陽光の下だとまったく見えなかったり・・・。
屋内利用でも、デジタルサイネージを見る距離によって輝度の調整が必要だったりします。
せっかくのデジタルサイネージ導入が残念な結果になるのだけは、本当に避けたいですよね。
デジタルサイネージの導入でお困りなら、クラウドポイントにお任せください。
スペースデザイン
スペースデザイン
デジタルサイネージ