コラム

Column

マンションにおけるデジタルサイネージの活用方法

2016.11

マンションにおけるデジタルサイネージの活用方法についてご紹介させていただきます。

マンション入居者向けの掲示板に、「ゴミ出しの日」や「マンション定期点検の案内」など情報を掲示版に貼りつけているのをよく見かけますが、紙が破れていたり、古い情報がしばらく掲示されたままになってしまっていたりすることもありますよね。

そんなとき、掲示板の代わりにデジタルサイネージを導入してみてはいかがでしょうか?
デジタル化することによって、メリットがたくさんありますのでご紹介させていただきます。

メリット①

ネットワークとPCがある環境でしたらいつでも・どこからでも情報更新が可能になるので、掲示板管理の利便性が向上します。

メリット②

掲示板のあることろに行って、貼り替える必要がありません。
特に、戸数が多い大規模なマンションでは掲示箇所も多くなりますから大変です。デジタルサイネージを導入すれば、一括で変更できますので、掲出作業も非常に楽になります。

メリット③

任意の秒数ごとに切り替えて放映したり、画面を分割して放映したりすることができますので、ひとつのディスプレイで複数の情報を表示することができます。
A4やB4等のプリントサイズよりも、大きな画面で見せられますので、大きな文字で告知したり、動画で説明したりと、従来の掲示板にはできない伝達手法が可能になります。

メリット④

天気予報や、時事ニュース、近隣地区のイベント情報など、居住者が気になる情報を自動配信することもできます。住居者へ毎日新しい情報を届けることで、視聴頻度も増えますので、掲示板(デジタルサイネージ)自体の伝達力も高まります。

いかがでしょうか?
従来の掲示方法だと、掲示できる頻度や情報の量に限界がありますが、デジタルサイネージを導入すると、そのような手間や制限から解放されるのです。

続いて、マンションにおけるデジタルサイネージの活用アイディアをいくつかご紹介したいと思います。

① HEMS(エネルギー管理システム)情報の連携

高圧一括受電サービスなどでHEMS(Home Energy Management System)が導入されているような比較的新しいマンションでは、マンション全体での電力使用量を確認することができます。デジタルサイネージを利用して、分かりやすくHEMSの情報をディスプレイに表示することで、エネルギー管理に対する居住者の意識の向上が図られます。

② 防犯カメラの映像を転用

例えば、エントランスやゴミ置き場などに設置されている防犯カメラの映像から、不審者やマナー違反の画像を抽出し、デジタルサイネージで告知することも可能です。実際の映像を使って説明することで訴求力が増しますので、居住者が快適で安心に暮らせる環境づくりに役立てることができます。

③ 地震速報

緊急地震速報とデジタルサイネージを連動させることも可能です。
気象庁から発報される地震速報を受けて、地震が到達する前に避難を促す映像を、デジタルサイネージに自動表示することができます。デジタルサイネージを災害対策設備としても利用できるのです。
クラウドポイントのクラウド型映像配信システム「CloudExa(クラウドエクサ)」は、この緊急地震速報連携機能をご提供しています。

CloudExa(クラウドエクサ) 緊急地震速報連携について

以上、いかがでしたでしょうか?
デジタルサイネージの可能性は幅広く、今後ますます至るところで目にすることだと思います。今回はマンションにおけるデジタルサイネージに注目して、その活用方法をご紹介しました。
このブログを読んでいただいて、逆にデジタルサイネージってこういう使い方は出来ないの?といったご質問等ございましたらお気軽にクラウドポイントまでお問合せください。

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