コラム

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ディスプレイの明るさを表す「輝度」についてわかりやすく解説!

2024.08

 

ディスプレイ画面の見やすさや視認性に大きな影響を与える「輝度」を分かりやすく説明いたします。
デジタルサイネージを検討される際にも重要なテーマになりますので、ご参考になれば幸いです。

 


目次

「輝度」とは?

輝度の特長

サイネージディスプレイにおける輝度について

◆屋内用サイネージディスプレイ

◆屋外用サイネージディスプレイ


 

「輝度」とは?

「輝度」は、ディスプレイ・モニターや光源が発する光の強さを測定する指標のことです。
通常「カンデラ毎平方メートル」(cd/m²)という単位で表記され、カンデラの数値が高ければ高いほどディスプレイが明るく見えます。

 

輝度の特長

ディスプレイの輝度が高く、明るければよいというわけではありません。たとえば、明るい環境でディスプレイを使用する場合、輝度が高いほど表示内容が見やすくなります。
逆に、暗い環境で輝度が高すぎると目が疲れることがありますので、適切な輝度設定が重要です。

 

サイネージディスプレイにおける輝度について

屋内用サイネージディスプレイ

屋内用のサイネージディスプレイに適した輝度の目安は、設置場所や使用環境に応じて異なりますが、以下の具体的なケースに基づいて説明します。

 

1.通常の室内環境(ショッピングモール、オフィスビルなど)

明るさがそれほど必要ない場合は、400~500cd/m²程度で十分です。これにより、ディスプレイが周囲の照明と調和し、目に優しい表示が実現します。

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2.明るい室内環境(店舗のショーウィンドウ、日光が入る場所など

自然光が入る明るい環境では、500~700cd/m²を目安に通常よりも高い輝度が必要です。また、ショーウィンドウではディスプレイを屋外に向けて放映する用途で利用されることも多いため、その場合は屋外サイネージと同じくらいの輝度が推奨されています。

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屋外用サイネージディスプレイ

屋外では日光が直接画面に当たることも多く、室内よりもはるかに高い輝度が必要です。具体的な目安は以下のとおりです。

 

1.通常の屋外環境

日中の明るい条件でも視認性を保つためには、1000~1500cd/m²以上の輝度が必要となります。

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2.直射日光

直射日光が当たる環境では、太陽光の明るさにも負けない2000cd/m²以上を目安としてご検討ください。高輝度の液晶ディスプレイでは2000cd/m²以上の輝度に対応できるため、コンテンツをよりクリアに見ることができます。

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まとめ

サイネージディスプレイ・モニターは視認性が重要であるため、設置場所の明るさに応じて輝度を調整することが理想的です。また、視覚的にインパクトのある表示を維持するために、定期的に輝度を調整することも大切です。

クラウドポイントでは輝度や設置環境に合わせたデジタルサイネージの商材を幅広く取り扱っております。
また弊社ショールームには多様なデジタルサイネージを展示しておりますので、ご検討・ご見学希望の際にはぜひお問合せください。

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