コラム

Column

「街」のデジタルサイネージ(心斎橋・道頓堀編)

2018.08

今回は、新入社員がお届けする 「街」のデジタルサイネージ第六弾!<大阪:心斎橋編・道頓堀編>です!
地名の由来は、長堀川に掛かっていた橋、さらに橋の名は長堀川の開発者の岡田心斎にちなむ、という心斎橋。現在は川もそこに架かる橋も存在していないですが…。
日本有数の繁華街であり、大阪市内でも最も賑わっているエリアの1つです。かつては「東の銀座、西の心斎橋」と称されたそうで、現在でも高級ブランド店やデパートが数多く連なっています。新入社員の目からみた心斎橋のサイネージをご覧ください!

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私たちが住んでいる街には LEDビジョンなどのデジタルサイネージが数多く設置されています。
デジタルサイネージは、大きさや形、設置場所、コンテンツによって、見る人に全く違う印象を与えます。目的に応じてそれぞれ設計・設定・調整され、各所に設置されているのでしょう。
今回調査した心斎橋周辺にも、様々なデジタルサイネージが設置されていました。

心斎橋筋で一際存在感を放っている巨大デジタルサイネージ

心斎橋筋にあるコクミン心斎橋ビルの壁面に設置されている大型LEDビジョンです。
「街」のデジタルサイネージ(心斎橋・道頓堀編)01_コクミンビジョン01 「街」のデジタルサイネージ(心斎橋・道頓堀編)02_コクミンビジョン02

大きさが特徴なのはもちろんですが、ただ大きいだけではなく映像が鮮明に表示されています。20mmピッチと粗めのユニットが使われていますが、9階建てビルの4~7階部分という高いところに設置されていて見る人からの距離があるので、荒さは感じず、とても綺麗に見えました。交差点そばのビルで、信号待ちの間に思わず見入ってしまうほどインパクトがあります。

また、日中でも太陽光の明るさに負けずにはっきりと表示内容を見ることができました。
広い道路沿いにあってどこからでも目に入ってくるようになっていますし、人通りも多い場所なので、このコクミンビジョンでの広告・宣伝は大いに効果がありそうです。

戎橋はデジタルサイネージの宝庫

心斎橋周辺には大型ビジョンがたくさん設置されている場所があり、その1つが道頓堀川に架かる戎橋です。
見渡すだけでも5つ以上の大型ビジョンが設置されていました。

「街」のデジタルサイネージ(心斎橋・道頓堀編)03_ツタヤエビスバシ・ヒットビジョン01 「街」のデジタルサイネージ(心斎橋・道頓堀編)04_ツタヤエビスバシ・ヒットビジョン02

その中でもインパクト大なのが、TSUTAYA戎橋店の北側壁面と屋上部分に設置されているLEDビジョンです。
壁面部分が高さ17.3m×幅15.4mの縦長で、屋上部分が高さ10.2m×幅18.6mの横長という、超大型の2面のサイネージです。
このビジョンでは、片方で動画・もう片方は静止画を表示したり、1面を分割表示したり、上下のマルチサイネージとして一画面表示したり、広告によって表現方法を変化させていました。切り替わりの頻度が多いので、見ていてとても迫力がありました。

「街」のデジタルサイネージ(心斎橋・道頓堀編)06_戎橋筋_玉手
戎橋筋商店街の入り口付近にもデジタルサイネージがありました。少し眺めているとコンテンツが変わり、面白い工夫がされていました。
それは戎橋にいる通行人を映し出す参加型のデジタルサイネージで、観光客の方たちがスマホ片手に楽しそうに写真を撮っていました。

その他にも天気予報をコンテンツに入れているビジョンや、縦長のビジョンなど、大きさや形、コンテンツが違った様々なデジタルサイネージがたくさんありました。
「街」のデジタルサイネージ(心斎橋・道頓堀編)07_戎橋のサイネージ群

少し前までは“屋外看板”やネオンサインが多かった戎橋も、今ではTSUTAYA戎橋店の北側壁面やグリコ、ピップの看板など、多くが現在ではデジタルサイネージに入れ替わっています。このように私たちが気付かないうちに街は変化しています。
この先もデジタルサイネージの多様さを活かして街が変化して行くと思うと楽しみになります。

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