コラム

Column

「街」のデジタルサイネージ(天王寺編)

2018.06

今回は、新入社員がお届けする 「街」のデジタルサイネージ第四弾! <大阪:天王寺編>です!
大阪市天王寺区は市内のほぼ中央に位置しており、天王寺駅周辺を中心に商業が盛んなエリア。天王寺駅は、大阪市内における南のターミナル駅として重要な役割を担っており、大型の商業施設が立ち並び、複数の鉄道が乗り入れている駅です。新入社員視点の天王寺駅デジタルサイネージをご覧ください!

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JR環状線や大阪メトロ御堂筋線、谷町線、阪堺電車など、多くの路線が乗り入れしている天王寺駅。周辺には天王寺MIOやあべのハルカス、あべのキューズモールなど、商業施設が立ち並ぶエリアです。
梅田と並ぶ大阪の「玄関口」として発展してきたこの駅周辺にも、デジタルサイネージは多く点在しています。

駅を彩るサイネージ

JR環状線の中央改札前には、柱に複数枚のディスプレイが埋め込まれています。
一つあたりのサイズは小さいものの、一度に多くの内容を表示できるのが特徴です。JRのサービスや企業広告はもちろんのこと、近隣の観光地である通天閣、四天王寺などへの方向案内も表示されます。地元の住民や乗り換え利用者だけでなく、観光客にもわかりやすい案内となっているのではないでしょうか。
「街」のデジタルサイネージ(天王寺編)01_JR天王寺駅中央コンコース

こちらは御堂筋線の駅ナカ商業施設 ekimo(エキモ)のサイネージです。
弊社で扱った案件の一つで、天王寺駅の他に、梅田、なんばの各駅で同タイプのデジタルサイネージを見ることができます。機能の一つ「ekimo時計」は、時刻だけでなく一般募集した写真も表示する、利用者参加型のコンテンツです。
「街」のデジタルサイネージ(天王寺編)02_ekimo天王寺

新旧の施設にも設置

前述の通り、天王寺駅周辺には多くの商業施設が立ち並んでいます。そして、その多くがやはりデジタルサイネージを設置しています。

JR天王寺駅に隣接するショッピングセンター「天王寺MIO」のサイネージは、テナント・商品の情報を表示しています。MIOは12階建ての本館と8階建てのプラザ館からなる駅直結型の商業施設で、そのうちプラザ館は2018年3月1日にリニューアルオープンしました。
「街」のデジタルサイネージ(天王寺編)03_天王寺ミオ入口

JR天王寺駅の中央改札口付近のサイネージには、「天王寺エリア 最大級のインテリアショップ集積!」という広告が打たれ、行き交う多くの人々に対して情報を発信していました。
「街」のデジタルサイネージ(天王寺編)04_天王寺駅、北オーロラビジョン

MIOだけでなく、近鉄百貨店(あべのハルカス近鉄本店)やあべのHoop、あべのキューズモールなど、大型商業施設でサイネージを見かけました。
特に近鉄百貨店のサイネージは、9枚からなる液晶ディスプレイを使い、大画面で情報を流していて目を引きます。
Hoopはフロアの情報を、あべのキューズモールの自立スタンド型は、スマートフォン用アプリの案内を表示し、お客様への訴求を図っていました。
「街」のデジタルサイネージ(天王寺編)05_あべのハルカス近鉄本店、マルチサイネージ

「街」のデジタルサイネージ(天王寺編)06_あべのHOOP

「街」のデジタルサイネージ(天王寺編)07_あべのキューズモール 「街」のデジタルサイネージ(天王寺編)08_きんえいアポロビル、自立型サイネージ
また、昨年で45周年を迎えた「きんえいアポロビル」の自立スタンド型サイネージは、耐震補強工事の案内を表示していました。映画館や多くの飲食店が入居するビルですから、内部にも掲載しているのでしょうね。なお、工事期間中も通常通り営業とのことで、来年まで工事は続きます。

天王寺のシンボル「ウォールアート」

通勤・通学、観光、ショッピングで多くの人が利用する天王寺駅の夜。夜になると巨大なLEDビジョンが出現し、鮮やかに彩ります。
毎日18時から22時の間、天王寺MIOの壁一面に映し出される「ウォールアート」。縦12m×横33.8mのLEDビジョンで、さまざまな映像を映し出しています。公式ウェブサイトによると、30分間隔での時報と、「『ファッション&シーズナリティ』をテーマとした四季の移り変わりや季節のイベントをアートで表現」しているとのことです。
下の画像は18時半の時報の様子で、近鉄百貨店側から見ると、圧巻の光景です。
「街」のデジタルサイネージ(天王寺編)09_天王寺ミオ、ウォールアート

まとめ

ターミナル駅として発展し、商業施設や観光地が多い天王寺エリアには、多くのデジタルサイネージが点在し、人々の生活の中に溶け込んでいました。
天王寺周辺には屋外のLEDビジョンよりも、屋内の液晶ディスプレイや自立スタンド型のサイネージを多く見かけました。商業施設が林立するエリアならではの、デジタルサイネージの利用方法ではないでしょうか。

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