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大阪心斎橋に巨大LEDビジョン登場! コクミン心斎橋ビル「コクミンビジョン」

2015.06

とにかく巨大なデジタルサイネージが出現しました。
場所は、大阪・心斎橋!
御堂筋と長堀通りの交差点を一筋、
長堀橋駅方面に歩いた心斎橋筋北商店街の入口、
4月にグランドオープンしたコクミン心斎橋ビルの壁面です。

9階建ての4~7階部分にかけて設置してあり、
街中のLEDビジョンとしては、西日本最大ではないでしょうか。
近くにお寄りの際は、ぜひ一度その大きさを確かめてみてください。

 

ビルの複数階にまたがって設置している
とても大きなビジョンですので、地震対策として、
地震発生時のビルの揺れに追従するように設計されています。
これはおそらく日本初です。

 

屋外の大型サイネージを設置する場合には、
「目位置」についてよく検討されます。
これは、映像をきれいに見せるための重要なタスクで、
簡単に言うと「モニター(ビジョン)から
人間の目までの距離」のことです。

 

LEDビジョンの場合の解像度は、
LED素子の配列間隔(ピッチ)で決まります。
スペック表などに書かれている6mmや20mmといった数字は、
このLED素子の間隔を指しています。
目位置が近くなればなるほど、
ピッチの細かいものが求められますが、
細かくすればするほど良いかというと、
そうでもありません。
ピッチの細かさはLED素子の数量にも関係してきますので、
当然コストに跳ね返りますし、
適切な解像度より細かすぎると
画像がぼやけて見えてしまうこともあるのです。
また、ピッチは消費電力やメンテナンス費にも影響します。

 

他にも今回のLEDビジョンには、
・パネルがメッシュ状になっているので、軽量かつ熱がこもりにくい
・放映内容(コンテンツ)の入れ替えやスケジューリング、輝度調整を遠隔制御できる
などの特徴があります。

 

デジタルサイネージを扱う企業は、
ロケーションや予算から、これらのピッチ、
施工方法、素子メーカー、メンテナンス方法の選定までを相談されます。
それらのステップを全てクリアにして、
今回のようなLEDビジョンが設置されるのです。
LEDビジョンは寿命が長く、設置期間は何年間にも及びます。

 

われわれは、コストは当然のこと、
それらの要素を総合的に判断し、
最適な提案をしていかなくてはいけません。
設置して終わりではなく、
そこから長いお付き合いが始まるのですから。

 

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コクミン様プレスリリース(2015/4/24)
三菱地所様プレスリリース

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