- CASE
- 2024.08
LEDとは、電気を流すと発光する半導体の一種「Light Emitting Diode」の略です。大型のLEDを搭載した表示機を一般的に「LEDビジョン」と呼びます。
「LEDビジョン」は、光の三原色(赤・緑・青)に発光するダイオードを組み合わせることによって作られており、フルカラーの映像表示を実現しています。
LED WORLD(エルイーディーワールド)は、株式会社クラウドポイントが提供するフルカラーLEDビジョンのオリジナルブランドです。
屋外・屋内仕様はもちろん、透過型やフレキシブルタイプなど特殊な仕様も取り揃え、お客様の導入用途に最適な効果を発揮できる提案を行っています。
当社は全国でLEDビジョンの納入数が1,020面以上、デジタルサイネージ全般では58,000面以上の実績を誇ります。
この豊富な経験から得たノウハウを活かし、動画制作から機器選定、設置工事、保守運用までをワンストップでご提供しています。
LED WORLDは、多様な設置環境や用途に対応できる柔軟性が特徴のLEDビジョンです。
高精細な映像表現や大型サイズへの対応、さらには特殊な形状での設置など、幅広いニーズにお応えします。
また、当社の専門チームが、お客様のビジョンを実現するための最適なソリューションを提案いたします。
LEDビジョンは、他のディスプレイと比較して圧倒的に明るく鮮明に映像を表示します。
素子自体が発光しているため、液晶ディスプレイの最大輝度が2,000cd/㎡※程度であるのに対し、LEDビジョンは平均でも5,000cd/㎡の輝度を実現。
この高輝度の特性により、太陽光が強い日中の屋外環境下でも、インパクトのある映像を表示することができます。コンサートやイベント、野外の様々なパフォーマンスにおいて、LEDビジョンは迫力ある演出を創出する重要な役割を果たします。
※cd/㎡(カンデラ毎平方メートル):明るさの単位 数字が大きいほど画面が明るい
LEDビジョンは従来の照明や表示機器と比較して消費電力が低く、長時間の使用でも電気代を抑えることができる「省エネルギー」な製品です。
また、LEDは長寿命であり、頻繁な交換が不要なため、メンテナンスコストも削減できます。さらに、耐久性に優れているため、屋外での使用や振動の多い環境でも安定した性能を発揮します。
LEDビジョンは長期的な運用を考えた際に、コスト効率の高い選択肢となります。
小さなパネルの組み合わせで構成されるので、液晶ディスプレイのような決まったサイズや形での映像放映だけでなく、
カーブ状・らせん状・球体など、様々なレイアウトに対応可能です。あらゆる形状での映像表現ができます。
これにより、建築物の特徴や空間の雰囲気に合わせた独創的な演出が可能となり、より効果的な情報発信や広告展開を実現できます。
また、従来のディスプレイでは難しかった複雑な形状の面にも設置できるため、デザイン性の高い空間演出にも貢献します。
LEDビジョンは屋外設置にも対応し、防水性、防塵性に優れた製品も多く、あらゆる環境条件に適応します。
高温や寒冷地、湿度の高い場所など、過酷な条件下でも安定した運用が可能です。(機器のスペック選定は必要)
また、小さなパネルの組み合わせで構成されているため、部分的に交換が可能なため、メンテナンス費用の削減だけでなく、
長期間にわたる安定した運用を実現できます。
さらに、モジュール設計により、故障した部分のみを迅速に交換できるため、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。
LEDビジョンは、フルカラーを表現するために赤・緑・青の3色のLED素子を使用しています。
これら3色のLED素子の最小単位を「1ピクセル」と呼び、このピクセルの集合体がLEDビジョンの画面を構成しています。
LEDビジョンの基本構造は、複数のLED素子を組み込んだ小さなパネル(ユニット)を、タイル状に組み合わせて大きな画面を作り上げています。
このユニットの組み合わせ方によって、様々なサイズやデザインのLEDビジョンを実現することが可能です。
LEDビジョンの画質を決める重要な要素として「ピクセルピッチ」があります。これは、LEDの発光素子同士の間隔を指します。
例えば、素子間の距離が5mmの場合は5mmピッチ、10mmの場合は10mmピッチと呼びます。この間隔が狭いほど、
一定の面積内により多くのLED素子を配置できるため、高い解像度と鮮明な映像表現が可能になります。
また、LEDビジョンの画質はピクセルピッチだけでなく、LEDビジョンの全体的なサイズやピクセル数(LED素子の総数)も考慮する必要があります。
最終的な映像の品質は、これらの要素を総合的に判断して決まります。
ピッチが細かいほど単位面積あたりのLED素子の数が多くなり、より緻密な映像表現が可能になるためです。
同時にLED素子の数が増えるため、製造コストも上昇する傾向があります。
LEDビジョンにおいては、画面の総面積が大きくなることで、使用されるLED素子の総数が増加するため全体的なピクセル数が多くなり、結果として 高解像度の映像表示が実現できます。この特性を活かすことで、視聴距離が比較的長い場所での使用に適したLEDビジョンを設計することができます。
ピッチ数が大きくても(LED素子同士の距離が広くても)、ディスプレイのサイズが広面積であれば、そのぶんピクセル数(LED素子の数)が増えるので、 高画質表現が可能になります。
視認距離とは、「映像を見せたい相手から画面までの<距離>」のことです。
この視認距離は、LEDビジョンの画質やピッチと密接な関係があります。ピッチの大きなLEDビジョンでは、近距離から見ると個々のLED素子
の間隔が目立ち、画像が粗く見える傾向があります。
しかし、適切な距離まで離れて見ると、その粗さが目立たなくなり、
画像が鮮明に見えるようになります。
つまり、視認距離が短い場合は、より細かいピッチのLEDビジョンを選択する必要がありますが、視認距離が長い場合は比較的粗いピッチ
のLEDビジョンでも十分に鮮明な映像を表現することが可能です。
クラウドポイントは、LEDビジョン導入の全ての工程において高度なスキル、専門性、ノウハウを有しています。
大型LEDビジョンの設置運用を効率的に実施するためにデジタルサイネージのご提案から・機器提案、コンテンツ制作、施工・保守までトータルサポートいたします。
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LED WORLD(エルイーディーワールド)に関するよくある質問をまとめました。