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Column

中国のシリコンバレー「深セン(深圳)」で見かけたLEDを使ったサイネージ

2019.10

中国のシリコンバレーと呼ばれ、中国の経済特区にも指定されている深セン(深圳)市のLEDを使ったダイナミックなサイネージのご紹介をしていきます。

深センは30年弱で人口が30万人から1,300万人へと推移し、今や東京の約1.5倍の人口が密集する中国屈指の世界都市に成長しております。
また、大手~スタートアップのLEDメーカーが深セン市内には多く拠点を構えていることもあり、
深セン市内にはLEDを使ったデジタルサイネージが多く設置されております。
その中でも大型のLEDサイネージにフォーカスしてご紹介いたします。

 

1 蛇口港内屋内式LEDビジョン

ブログ使用画像①

まずは、香港と深センをつなぐ港の蛇口港の入口にある超大型のLEDビジョンです。
表示内容は蛇口港の案内、周辺施設の案内、広告が放映されていました。
このビジョンを良く見ると…そうです。多くの箇所でドット抜け、モジュール故障が起きていました。
現地の方に話を伺うと、中国では基本的に初期導入時に費用を出すのみで、修理のタイミングは買い替えの時だそうです。
さすが超デジタル大国。設置場所も多いので毎回メンテナンスに時間や費用をかけていられないのでしょうか。

 

2 深セン郊外スマートフォン店舗 ガラス面LEDビジョン

ブログ使用画像③

こちらは深セン郊外のスマートフォンメーカーの店舗です。
1階部分がショールーム兼販売店舗になっており、2階部分のガラス面にはベガスビジョンMシリーズに近いLEDビジョンが設置されていました。

100㎡以上にも及ぶ視認性のかなり高いデジタルサイネージでした。
店舗後方にあるビルの壁面にもLEDがついており、夜になるとビルのデザインを一瞬にして変えています。
このようなLEDビジョンの演出はとても素晴らしいです。

 

3 深センLEDライトショー「国慶特別版」

ブログ使用画像②

続いてもビルの外壁に設置されたLEDビジョンです。
深セン中心街の南山人材公園で行われているライトショーの様子です。
我々が訪問した時期が中国建国70周年の国慶節に近く、期間限定で中国をイメージしたライティングショーが行われていました。
各ビルの映像も同期されており、キャラクターがビルからビルへ移動していくような演出も含まれていました。

 

今回の見学で感じたこと、それは「とにかくスケールが大きく、インパクトが抜群」ということです。
中国は国が支援しているとは言え、日本とは規模感が違います。
日本の場合、屋外広告の規制が厳しいこともあるため、中国のような壮大なスケールのLEDビジョンは設置できない場合が多々あります。

中国のデジタルサイネージ動向は日本よりも進み、街のあらゆる場所で活用、浸透しています。
日本でも都市を中心にデジタルサイネージを見かけることが多くなりましたが、
急速にデジタル化が進む中国に比べると、まだまだ発展の余地があると感じました。

クラウドポイントはデジタルサイネージをご提供する一企業として、尽力していきます。
弊社商材で気になるものがございましたらお気軽にお問合せください

 

引続きクラウドポイントをよろしくお願い致します。

 

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