コラム
ColumnOLEDとは?液晶ディスプレイとの違いからサイネージ活用まで徹底紹介
2025.08
- Category
- デジタルサイネージ
目次
OLED(有機EL)とは
OLED(Organic Light Emitting Diode)は電流を流すと自ら発光するLED(発光ダイオード)を利用した、自己発光型ディスプレイのことを指しています。
透明有機ELディスプレイと呼ばれることもあり、電圧をかけると有機物が自ら光を発するため、液晶ディスプレイ(LCD)のようにバックライトを必要としません。
「空間の可能性が広がる 透明OLEDディスプレイサイネージ」
OLED(有機EL)ディスプレイと液晶ディスプレイの違い
液晶ディスプレイ(LCD)は、テレビやPCモニター、スマートフォンなどの電子機器で使用されている液晶を用いて光を制御し、映像を表示するディスプレイ技術です。
液晶自体は光を発しないため、外部から光を当てるバックライトが必要であり、その上にカラーフィルタや液晶、偏光フィルタを配置して、ディスプレイ上に映像を表示しています。
一方、OLED(有機EL)ディスプレイは、自ら光を発する有機発光ダイオードを使用したディスプレイ技術であるためバックライトやカラーフィルタが不要です。
そのため、透明なガラスやアクリル板にOLEDを搭載することができ、従来の液晶ディスプレイよりも薄型コンパクトな設計や鮮やかな色彩と高コントラストな描画を実現しています。
OLED(有機EL)の特長と注意点
特長
高彩度・高コントラストによる表現力
従来の液晶ディスプレイは常にバックライトを点灯し、液晶とフィルタを透して色を表示しているため、完全な黒色を表現することが難しく、
色の表現においては一定の限界がありました。
OLEDでは、各ピクセルに搭載したOLEDが独立して発光するため、黒を表示したいピクセルは消灯することで、
完全な黒色を表現できます。そのためコントラスト比が非常に高く、自然色に近い鮮やかな色彩表現が可能となります。
薄型・軽量
OLEDディスプレイは発光層が非常に薄く、ディスプレイを曲げたり柔らかくすることも可能です。
軽量なディスプレイのため、天井からの吊り下げや壁面への埋め込みなど、従来よりも多様な設置方法が可能となり、空間演出の幅が大きく広がります
広視野角
OLEDの特長である自己発光型の仕組みにより、従来の液晶ディスプレイでは隠れてしまう部分が透けて見えるため、広い視野角を持ち、
どの角度から見ても安定した明るさでコンテンツを表示することが可能です。
注意点
焼き付きが起こりやすい
OLEDは各画素ごとに自発光しているため、長時間同じ画像で発行し続けると背景を変えても一部の画素が暗くなり残像が残ってしまいます。
製品の機能で焼き付け防止機能を確認し、同じコンテンツを長時間映さないなどの工夫も必要です。
寿命が短い
OLEDは鮮やかで高コントラストな表現が可能な反面、液晶ディスプレイと比べると、OLEDの寿命は およそ半分程度短いと言われています。
液晶は使い続けても徐々に暗くなるだけで大きな不具合が出にくいのに対し、OLEDは比較的早い段階で輝度の低下や色の偏り(特に青みが弱くなる)が見られるようになります。
運用の際に放映時間や、センサーでのON/OFFなどでの対応をお勧めします。
高コスト
OLEDディスプレイは製造工程が複雑で品質管理にも手間がかかるため、結果としてコストが高くなります。
OLEDは小型パネルとしては量産技術が確立してきましたが、大型化するとコストが跳ね上がりやすい傾向があります。
OLED(有機EL)のサイネージにおける活用方法
従来のディスプレイにはない新しい可能性を提供するOLEDディスプレイ。
その革新的な技術は、様々な分野で活用されています。
高級感・ブランド演出
漆黒の表現力で映像にメリハリが出るため、ラグジュアリーブランドの店舗やショールームでの演出に最適です。
空間デザインとの一体化
超薄型・軽量のため、壁や柱に溶け込むように設置可能。OLEDをショーウィンドウに使えば、後ろの商品を見せながら映像表現を実現できます。
没入感のある体験型サイネージ
インタラクティブなサイネージ(タッチや動きに反応するもの)に向いており、複数のOLEDパネルを組み合わせて、空間全体を演出することができます。
スペースの制約がある場所
OLEDは液晶よりも薄く、省スペースで設置できるため、狭い通路や限られたスペースでも設置可能。
まとめ
OLED(有機EL)ディスプレイは、独自の透明性と軽量でコンパクトな設計、高画質な特長を活かした革新的な次世代機器です。
業種やロケーションを問わず幅広く活用できるため、今後の活躍が注目されています。
高透明度による優れた透過性の透明OLEDディスプレイ
クラウドポイントが提供する透過型のOLEDディスプレイは、ガラスのような高い透明度を有しているため空間との親和性が高く、文字や映像がまるで宙に浮かぶように見せることができるサイネージです。
高い透明度と優れた透過性により、ショーウィンドウやガラスパーテーションなど、様々な用途での活用が期待されています。
OLEDディスプレイ×パーティション×デジタルサイネージを組み合わせた
「テクノロジースマートパーティション」
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