コラム

Column

街のデジタルサイネージ(お台場編)2022

2022.07

毎年恒例の新入社員がお届けする「街」のデジタルサイネージ情報。
今年は、東京の人気観光地<お台場編>からスタートです!
都市開発により、ショッピングやアミューズメント施設が充実し、
次々と新しい観光スポットがオープンし続けている街のデジタルサイネージに着目いたしました。

新入社員から見た「街」のデジタルサイネージをぜひご覧ください。


◇はじめに
東京湾に浮かぶ人工島であるお台場は、商業施設や娯楽施設などが立ち並び、
年間を通して多くの人で賑わうエリアです。
先端の技術で溢れる都心の街にデジタルサイネージは数多く溶け込んでいます。
今回は中でも、ダイバーシティ東京プラザにある注目のデジタルサイネージを4つご紹介いたします。

 

◇太陽光発電とデジタルサイネージ

まずはフェスティバルゲートを抜けてすぐのところにあるデジタルサイネージです。
こちらの液晶ディスプレイでは、開催中のイベント情報を放映していました。
また、一番の特徴は、太陽光発電を利用していることで、
後方部にまわると大きなソーラーパネルを確認することができます。
近年謳われているSDGsの7つ目のゴール「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」へ貢献した
環境にやさしいデジタルサイネージです。

 

◇巨大広告とデジタルサイネージ

こちらは先ほどのフェスティバルゲートがある壁面に設置されたデジタルサイネージです。
先ほどとは違い、LEDビジョンが使用されています。
写真からも確認できるように、隣の巨大なガンダム像にも引けを取らない存在感があります。
LEDビジョンの長所として、大きなディスプレイでも画面に繋ぎ目がありません。
また、この日は晴天でしたが、日光にかき消されることもなく、鮮やかな映像表現がされていました。
デジタルサイネージを屋外に設置する上で、視認性に優れていることは最も重要な条件の1つです。

 

◇タッチセンサーとデジタルサイネージ

続いて、ガンダム像の手前にあるデジタルサイネージをご紹介いたします。
こちらのデジタルサイネージには、タッチセンサーが搭載されています。
実際に自分の手をカーソルとして操作し、
周辺の地図や施設案内、最寄り駅の鉄道情報などを確認することができました。
近年ではデジタルサイネージに付加して、センシング技術を搭載したものも数多く見られます。
センサーの種類や用途は多様にあり、目的に合わせて組み合わせることができるのも魅力です。

 

◇空間演出とデジタルサイネージ

最後にご紹介するのはダイバーシティ東京プラザ施設内にある店舗です。
店内全体にプロジェクター10数台を用いて施される空間演出は、他にはない魅力的な雰囲気があり、
宇宙をコンセプトにした空間は程よい暗さを保っているため、
プロジェクターで投影された映像が鮮やかに映し出されています。
また、壁面全体に投影するだけでなく、商品の置かれたテーブルにも映像が流れており、
遊び心溢れた空間演出となっていました。

 

◇まとめ
広告や空間演出などの目的を叶えるために、様々な場所でデジタルサイネージが活用されてました。
お台場は華やかな街のシンボルが多いため、デジタルサイネージを注視する人は少ないかもしれません。
一方で、多くの人が無意識の中で当たり前のようにデジタルサイネージを活用していると感じました。
人々の「日常」に溶け込んでいるデジタルサイネージは必要不可欠な存在になっています。

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