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街のデジタルサイネージ(東京編)2023

2023.08

街のデジタルサイネージ3回目は「東京駅エリア」です。
2023年新卒の書くコラムをぜひご覧ください!


東京駅は日本最大のビジネス街である丸の内をはじめ、大手町、有楽町、八重洲、日本橋、京橋、の中心に位置するターミナル駅です。
特徴的な赤レンガに再現された歴史を感じることができる優美な駅舎は、国の重要文化財に指定されています。
今回はそんな東京駅を丸の内側から探訪して発見することができた、いくつかのサイネージを紹介していこうと思います。

 

東京駅・丸の内南口


つづけて電車に乗るために改札に向かうと丸の内南口にたどり着きました。
さて、こちらの写真では荘厳なレリーフにも興味がそそられますが、注目すべきはこの空間内に導入されたサイネージの数の多さです。
写真の中だけでも5箇所23面、丸の内南口全体では11箇所49面にものぼります。

 

〈TOKYO MARU-VISION〉


ドーム内で最も目を引くのはこちらの横型マルチビジョンです。
サイネージの配置は丸の内北口ドームも同様の構造となっており、南北セットで放映することで丸の内側から東京駅を利用する人達へ向けて、確実に情報を届けることができるようになっています。
参照:TOKYO MARU-VISION | 日本の交通広告 (jr-ad.net)


ドーム内には他に、
・改札横、鉄道各種サービス案内および注意喚起のサイネージ
・切符売り場の上方、新幹線の座席空き情報のサイネージ
・併設ホテルのフロア案内サイネージ
などが設置されており、丸の内南口ドームは液晶サイネージの“るつぼ”となっていました。

2面ある縦型ディスプレイには周辺地図と動画広告が放映されており、晴天下でも通行人の目に留まる、存在感のあるサイネージとなっていました。
私が写真撮影をしている間も、このサイネージを頼りに目的地を探す観光客を何組か見かけることができました。
多言語対応している点もアナログの案内板にはない強みですね!

 

TOKIA前/有楽町駅→東京駅

東京駅の外からもひとつだけご紹介。
有楽町駅から東京駅へ向かう道中には、いくつもの周辺案内地図が設置されていました。
その中のひとつ、TOKIA前の案内板はタッチ式のサイネージとなっており、観光地や商業施設の詳細な案内を見ることができました。

〈DISCOVER & TOKYO〉


2面ある縦型ディスプレイには周辺地図と動画広告が放映されており、晴天下でも通行人の目に留まる、存在感のあるサイネージとなっていました。
私が写真撮影をしている間も、このサイネージを頼りに目的地を探す観光客を何組か見かけることができました。
多言語対応している点もアナログの案内板にはない強みですね!

 

おわりに

今回は広い東京駅でもかなり範囲を絞っての紹介となりましたが、反対側の八重洲口に出てみれば新たなランドマークとなった東京ミッドタウン八重洲をはじめ、最新のサイネージ事例を見ることができるスポットは枚挙にいとまがありません。
規制緩和やインバウンド需要を見越して数を増やしていくとみられる東京駅のサイネージに、今後も要注目です。

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