街のデジタルサイネージ（上野編）2022

毎年恒例の新入社員がお届けする「街」のデジタルサイネージ情報。
駅周辺の再開発が進み、新しいシンボルタワーを始めとした新施設が増えている一方、どこか懐かしい下町の雰囲気も味わうことのできる街の風景が共存する＜上野編＞です！
新入社員から見た「街」のデジタルサイネージをぜひご覧ください。

 東京都台東区に位置し、近年はビジネスタウンとしても知られている上野。
特に、JR上野駅は1日に37万人に利用されており多くの人に情報を届けることができます。
（2019.国土交通省国土政策局.国土数値情報.駅別乗降客数データより）
今回は、そんな上野の多種多様なデジタルサイネージを紹介します。

■駅ナカのデジタルサイネージ①

JR上野駅構内にあるデジタルサイネージです。
柱の液晶ディスプレイでは、駅ナカ商業施設「エキュート上野」の店舗情報やキャンペーン情報が、
エレベーター壁面の液晶ディスプレイでは、東京国立博物館などの周辺の公共施設に関する情報や、天気予報が放映されていました。
広範囲にわたってデジタルサイネージが展開されており、会社員や観光客など多くの人が通るため、かなりの宣伝効果が見込まれます。

■駅ナカのデジタルサイネージ②


駅構内の男子トイレに設置された液晶ディスプレイです。
個室の空き状況を、一目見て分かるように〇と×で表示しています。
空室は青、使用中は赤といったように、色分けがされているところもポイントです。
現在地も表示されているため、自分が今どこにいるかがはっきり分かり、どの個室が空いているか、迷うことがないように工夫されています。
また、個室に人が入っているかはドアの上にあるセンサーで感知しています。

■街のデジタルサイネージ①

上野のシンボル、アメ横センタービルに設置されたLEDビジョンです。
比較的低いところに設置されていて、また明るく目立つところにあるため、通行人の目を惹きます。
浅草橋のラジオFMの宣伝や、化粧品に関する広告が放映されていました。

■街のデジタルサイネージ②


不動産会社の店舗にあるデジタルサイネージです。
外側にはLEDビジョンと液晶ディスプレイが1台ずつ、中には液晶ディスプレイが1台設置されています。
LEDビジョンでは台東区に関する広告が、液晶ディスプレイでは自社広告が流れていました。
特に外側に設置されている2台は、太陽光に負けない明るさを持っていました。

■まとめ
今回は、上野にある液晶ディスプレイとLEDビジョン、合わせて計4種類を紹介しました。
屋内では鮮明に映像を表示し、正確に情報を伝えられる液晶ディスプレイが使用され、また屋外では太陽光に
負けない明るさを持ち、遠くからでも目立つLEDビジョンが導入されています。
それぞれのデジタルサイネージに特徴があり、消費者の需要に合わせて放映内容が工夫されています。
年齢問わず様々な人々が行き交うこの街にデジタルサイネージがもっと増えれば、街により活気をもたらし、
広告の訴求力を向上させることができるのではないでしょうか。