コラム

Column

街のデジタルサイネージ(新宿編)2021

2021.06

毎年恒例の新入社員がお届けする「街」のデジタルサイネージ情報。
今回は日本を代表する巨大ターミナル駅がある<新宿編>です!
新入社員から見た「街」のデジタルサイネージをぜひご覧ください。


オフィス街とネオン輝く賑やかな繁華街が混在する街、新宿。
新宿駅は、1日平均乗降客数がギネス世界記録に認定されているほど多くの人が利用しています。
そんな新宿の街中で、ひと際目を引くのは音声と映像を使ったデジタルサイネージでした。
今回はLEDビジョンを中心に新宿の街中を調査してみました。

 

■広告ツールとして情報を発信するLEDビジョン
新宿駅東口前に位置するファッションビル「新宿ダイビル(新宿アルタ)」に設置された、
新宿の象徴ともいえる大型LEDビジョンです。

東口から地上に出てすぐのところにあるため、視認性の高い媒体ではないでしょうか。
実際に、駅前で待ち合わせをしている方、信号待ちをされている方、
バス待ちの方など多くの方々がLEDビジョンに目を向けていました。
音声も比較的大きく、実際にCMなどの声を聴いてから目線を上に向ける方もいらっしゃいました。

 

■空間演出としてのLEDビジョン
『UNDER ARMOUR BRAND HOUSE 新宿店』では、エントランスに一際目立つLEDビジョンが設置されていました。

エントランスのLEDビジョンには2種類の30秒映像が交互に放映されており、
1つは実写CM、もう1つはビジョン全面を使用したダイナミックなグラフィック映像が放映されていました。
また、店内の柱にも縦長に変換された同映像が放映されていました。
様々な放映機器で同映像を同時に流すことにより、統一感が出て新鋭的な空間が広がっていました。

 

■プロモーションとしてのLEDビジョン
【SEGA新宿歌舞伎町店】ではエントランス上にLEDビジョンを設置されています。

アニメーション映画の予告映像、主題歌の宣伝映像に加え、店舗限定の映像も放映されていました。
店舗へ訪れる方や通行者へプロモーション動画を放映することで、より多くの集客効果が期待できるLEDビジョンです。

 

■施設の世界観を演出するLEDビジョン
最後に、【新宿バルト9】の売店上に設置された大型LEDビジョンです。

ベゼル(枠)のないダイナミックな映像のため、映画館という非日常な世界観を見事に演出していました。
横から見ても比較的見やすく、特別で華やかな空間演出のツールとして効果的なデジタルサイネージとなっておりました。

 

【まとめ】
今回はデジタルサイネージの中でも、LEDビジョンにフォーカスした事例を4つ紹介させていただきました。
液晶に比べ、LEDビジョンは輝度の展開領域が広いため、
屋外に向けたデジタルサイネージに多く使用されていることがわかりました。

調査に行った時間帯が昼間だったこともあり、
太陽光に負けていないLEDビジョンのコンテンツを自分の目で確認することが出来ました。
時間帯によってもデジタルサイネージの良さは変わってくるので、
夜のデジタルサイネージも違った視点から注目することが出来ます。

来街者の多い新宿では、一度に多くの方へ視認してもらえるよう大型モニター、LEDビジョンが至る所に設置されており、
複数台で同期放映を行うことで反復訴求効果を狙っているのが特長だと感じました。
空間演出として、販売促進として、利便性を高めるものとして、様々な活用方法が存在するデジタルサイネージ。
今後も、多くの人が行き交う新宿で目にすることが増えていくと期待出来ます。

最新記事

カテゴリ別

月別アーカイブ

よく見られる事例

よく見られるブログ

PAGE TOP