コラム

Column

飲食店でのデジタルサイネージ活用

2016.10

飲食店運営において、売上向上するための重要な指標の一つは、
新規のお客さまに一人でも多く入店してもらうこと!!です。(当たり前のことですが)
そのためには、
他の競合店舗と差別化したり、迷わず入店してもらう工夫が重要になってきます。

テレビ・チラシ・雑誌等などのマスメディアでの集客活動は確かにインパクトが大きいです。
一方で1回の掲出費用に多額のコストがかかるのも事実です。
マスメディアへの出稿よりも比較的安価で、集客の見込める広告方法のひとつに
デジタルサイネージが考えられます。

店舗の前を通りがかる人が、入口で立ち止まり、店内を覗いてもらうためにも、
動画や音で目をひくデジタルサイネージはとても有効な広告手法の1つです。

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1. インパクト(視認性)

外観や店頭で得られる情報から、メニューや料金、お店の雰囲気などを判断することが出来ることがあると思います。
デジタルサイネージを使用すると、動きで通行人の目を引き付けるだけでなく、より多くの情報を流せることがポイントとなります。
また動画や音声で、シズル感(※)を演出できるため、人の目を引きつけやすいのです。

(※)揚げ物や肉が焼ける際の「ジュージュー」という音の英語の擬音語。転じて、食品の味わいを想起させる写真・映像や図案のこと。

2. スピーディ・コストダウン

印刷等の掲示物としての制作工程が必要ないので、データ作成後すぐに情報掲出ができます。
またポスターの貼り換え作業や印刷のコストを抑えられるのはデジタルサイネージのうれしいポイントです!なのでイベント告知や期間限定のメニューなど、費用対効果の点で宣伝費にコストをかけられなかった情報も、デジタルサイネージなら気軽にどんどん掲出できます。

3. 簡単スケジュール・配信管理

デジタルサイネージは、店舗 ごとのロケーションや設置箇所に合わせて、店舗情報や商品案内等それぞれに異なった 情報を放映す ることができます。
クラウド型の配信システムを 利用することで、遠隔地にある複数の店舗に対して、1台の管理端末(PC)から、それぞれの放映端末(プレーヤ)に 映像コンテンツが配信 可能 な点もデジタルサイネージの魅力の一つです。

またスケジューリングにより時間帯ごとに掲出するコンテンツ を変えられるので、「モーニングメニュー」「ランチメニュー」「ディナーメニュー」とそれぞれの時間に合わせてコンテンツを設定しておけば自動的に切り替わります。もちろんイベントやタイムセールなど急な放映内容の変更があっても、すぐに放映内容を変更ができるので安心です!

実際に、デジタルサイネージを検討されていたある飲食店舗様が、効果を判断するためにエントランスにデジタルサイネージ を導入し実地検証を行いました。
その事例をご紹介します。

内容

 季節限定のパスタ4種類のうち2種類のみとドリンク1種類のみデジタルサイネージで表示。
 静止画にBGMを付けループ再生したコンテンツ。
 コンテンツはポスターデータを編集して使用。

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イメージ画像

デジタルサイネージ運用開始以前のデータ と比べてみて、下記のような結果になりました。
(他の要因は除外)

結果

 販売個数・来客数・売上すべて増加。
 4種類の季節パスタのうち、放映した2種類のみの売上が伸長。

想定外の効果で、パスタの在庫切れになることもしばしばあったそうです。

商品販促プロモーションを行う以外にも、入店動機を促すことができます。
下記のような、店舗の設備やオプションサービスについては、ポスターや看板ではスペースの問題でなかなか大きく掲出できないため、高い訴求が望めません。

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しかし、複数の画像をループ再生できるデジタルサイネージなら、それぞれを大きくはっきりと掲出することが可能です!!
実際に上記のコンテンツを見て入店した人は、滞在時間が通常より短い傾向があり、顧客回転率も上がるという結果が出ました。

こちらの店舗では、もともとポスター用に作成したコンテンツデータ があったので、デジタルサイネージ用への編集は店舗側で行っています。

もしポスターデータがなくても、放映用のテンプレートを最初に作成して置けば、掲出する情報ごとに画像や文字を入れ替えるだけで、データを作成できるようにすることも可能です。

このような結果からも、デジタルサイネージの効果は、他店と差別化を図るためにも重要なツールといえるのではないでしょうか!!

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